先日来院された患者さんは40代の男性。

海外との取引もあり、時差の関係で仕事は不規則で多忙な方です。

 

長時間のPC作業でやはり猫背で背中と首はガチガチ、目の疲れ、肩こり。

 

仕事への責任感、緊張で首肩の張り感と痛み、頭痛、ストレス。

酷くなると病院で処方された鎮痛剤を飲む日々だったそうですが、改善すると言うよりもその場を凌ぐという感じだったとの事。

最近、耳鳴りの症状もあり、当院に来院されました。

 

どうしても病院では痛みに対する対処療法になります。

痛みを薬で抑えている間にカラダの回復力で元に戻すと言うのが西洋医学の考え方です。

ですが、この方は蓄積疲労がどんどん溜まっている状態で回復は疲労に追いつかない状態です。

毎日の生活で、【回復1】に対して【疲労2】であれば毎日1づつの疲労が溜まっていきます。

それでは鎮痛剤がやめられない状態で状態はひどくなりますよね。

 

この方は東洋医学的に見ると肝虚（精神的疲労）、腎虚（肉体的疲労）、脾虚（消化器系の疲れ）が強く現れていました。

仕事以外は充実している方なので、やはり仕事の仕方ですね。

 

 

鍼施術は

まずはカラダの崩れたバランスを整える。

自律神経を整えて、血流の改善、筋肉の過緊張、消化器系の乱れを整えてカラダを楽な状態にしていきます。

頻繁に起こる頭痛は自律神経失調（ストレス、睡眠不足など）、首や肩のコリ（姿勢、緊張）から出る事が特に多いです。

首、肩、腰の痛みは姿勢も関係しています。猫背からの痛みはとても多いですね。

まずはこの症状を改善する鍼と椎体（背骨）関節の柔らかさをだす矯正で良い状態に整えます。

 

ですが、大きな問題は痛みとのイタチごっこをどうやって終わらせるかです。

カラダは年齢とともに老いていきますし、仕事も簡単に変えれませんよね。

今の仕事を続けながら出た痛みを緩和させるという考えではなく、痛みの出ない良い状態に整えておく、この考えが重要です。

 

勿論、鍼をしたら他は何も変えずに、全てが上手く収まりるなんて事はありません。😅

当院では患者さんに

①自宅や職場で出来る簡単なストレッチを5段階に分けて指導。

②自宅や職場で意識して欲しい姿勢やカラダの動かし方。

③起床時から就寝までに暇なときに出来る、負担にならないカラダのケア方法

をその都度、お伝えしています。

 

 

薬を飲むだけの対処法、痛み解消法は卒業して

自分のカラダが健康になるカラダの使い方を勉強していきましょう。

 

 

【薬を飲まずに痛みの悩み改善の鍼灸院】

元町BaseBody鍼灸院

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※効果には個人差があります