本日来院されたTさん（49才・男性）は3ヶ月ほど前から来られているSさんのご紹介でした。

この方、4、5ヶ月ほど前から鼻の下から唇まわりが痺れ、口の中が唾が出にくくて変だとの事で、最初は「脳梗塞？（汗）、顔面神経麻痺？」と思い病院へ。

 

ですが、脳は異常なく、顔面神経麻痺でもなく

医師からは「どこも異常がありません」と言われました。

でも、、。唇がしびれてます、、、。

 

それが4、5ヶ月治らないとの事です。

 

医師がダメなら漢方だと思い、漢方薬局へ。

漢方医からは脾が悪いと言われてその漢方薬を飲んだら、今度は下痢が止まらい、、、。(T . T)

との事で、Sさんに何気なく話したら当院を紹介されたとの事でした。

 

このTさん、細身でとても元気な方ですが、多忙で睡眠不足、酒とタバコもやります。

もともとカラダは丈夫なので無理が効いてしまうタイプです。

 

脈診、腹診、舌診していき

お腹を触ると、とても硬くて張りがありました。

 

漢方医に言われた脾が悪い、Tさんは「脾臓が悪い？意味がよくわからん。」と思ったらしいですが、『脾臓』というよりも『脾の経絡』という事です。

『脾の経絡』は『脾臓』だけでなく、消化器系も司る経絡です。

漢方医の先生は脾臓ではなく、脾の経絡が弱っていると言ったのだと思われます。

『唇』を司る経絡は『脾の経絡』です。

症状と合致していますね。

 

唾液は『腎の経絡』です。

多忙な方なので体力的蓄積疲労の『腎虚』もあり、唾液に異常が出たのだという考えですね。

 

東洋医学的には『唇の痺れ』と『唾液の違和感』に対しては異常として対応します。

乱れた経絡のバランスを整える鍼施術をして、唇の痺れと唾液の違和感の反応を見ました。

 

鍼施術後はお腹の張り感は取れ、柔らかくなったのでTさんにも鍼施術の効果はあったと実感して頂けました。

Tさんには長年かかって作った体質なので、1ヶ月間、週1回の鍼を勧めると伝えると、ご理解を頂けて来週の予約を取っていかれました。

 

西洋医学（病院）の検査では異常が出ない体調不良でも、東洋医学（鍼）では異常となる事が沢山あります。

病院で異常が出ない体調不良がある方は、東洋医学で確認する事をお勧めします。^_^

 

 

【病院で異常がないと言われた体調不良に強い鍼灸院】

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元町BaseBody鍼灸院

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※効果には個人差があります