昨日に今週2回目の来院をされた患者さん。
突発性難聴を発症した50代の患者さんです。
仕事中に右耳が詰まる感じがして聞こえ辛くなり、高音域が耳の中でハウリングを起こし、びっくりして耳鼻科にいかれてステロイド投与を受けられたそうです。
10日間の点滴を受けましたが回復した自覚はなく、心配になり当院に鍼を受けに来られました。
突発性難聴が発症する原因はまだ完全に解明されていませんが、ウイルス感染症や血流障害などが関連している可能性もあります。
ですが、それは西洋医学的な考え方で、東洋医学では突発性難聴の原因は精神的ストレス、睡眠不足、労働過多などによる自律神経の失調が1番だと思われます。
様々なストレスや疲労により、自律神経のバランスが崩れて血流が悪くなり、気持ちが落ち込みます。
慢性的になると不眠、頭痛、肩こり、動悸、不正脈、冷や汗、ホットフラッシュ、精神不安定などが現れます。
問題なのは、突発性難聴は原因ではなく結果だという事です。
上に挙げた原因があり突発性難聴が現れた。
ですので突発性難聴を治すのではなく、突発性難聴になった原因を改善、回復させないと病状は良くならないのです。
それがステロイド投与をしても良くならない理由だと私は思っています。
まずはウイルス感染の可能性を加味し、対処療法として投薬をする事は良いですが、薬はあくまで対処療法ですので、ストレスや過労などで乱れたカラダ(自律神経)のバランスを薬で整える事はできないです。
鍼はそこを整える事ができるので投薬で症状が改善しない時は自律神経の乱れを改善する鍼施術をおすすめします。
この患者さんは、前回、今回と鍼施術後に耳周りや首、肩、そして頭全体が軽くなったと言われ喜ばれ定期的な鍼施術を今後もしていく予定です。
まずは自分では自覚のなかった乱れを整えましょう。
【突発性難聴の改善に強い鍼灸院】
元町BaseBody鍼灸院
横浜市中区元町5-196-13-5F
tel: 045-641-5533
mail: info@mbb2010.com
hp: https://www.mbb2010.com
秋山 俊之(あきやま としゆき)
最新記事 by 秋山 俊之(あきやま としゆき) (全て見る)
- 突発性難聴で初来院された患者さん - 2024年11月4日
- 【突発性難聴・顔面神経麻痺など】時間がかかる症状と治療(施術)期間の考え方 - 2024年10月31日
- 右顔面神経麻痺で来院されている患者さん - 2024年10月24日
※効果には個人差があります
元町BaseBody鍼灸院の特徴
体の悩みを解決をしたいけど・・・。
どんなサービスなのか?どのくらい料金がかかるのか?など不安な方も多いと思います。
元町BaseBody鍼灸院は、あなたの悩みを丁寧にお聞きし、原因や施術方法、料金をしっかりとお伝えいたします。
まずは、お電話でもメールでも気軽にご連絡ください。