突発性難聴はある日突然に起こります。
急に耳の詰まりを感じてそのまま聞こえが悪くなったり、ある特定の音域(高音・低音)が聞こえなくなる事もあります。
1日〜2日前から耳の詰まりや耳周りの違和感を感じることはありますが、意外と気圧の変化や寒暖差などでも耳の詰まり感は出る事があるので違和感を感じても、すぐに病院に行く人も少ないでしょう。
突発性難聴は病院では原因不明と言われてしまいます。(特に大きい病院では医学界で確定した内容以外は断定して言う事がないので、完全解明されていない突発性難聴は原因不明という事が多いのはその為です。)
それでもこの症状が発症する方は
① 精神的ストレスの蓄積
② 肉体的疲労の蓄積
③ 睡眠不足
④ 労働過多
⑤ 神経衰弱(神経質、心配性)
⑥ 強い肩こり
などを溜め込んでいる事が原因と私は考えています。
上に書かれた状態が続く事で自律神経の乱れが起こり、筋肉の緊張(筋肉のコリ)や血流不全を起こし、耳の奥にある内耳や中耳の血流障害を起こしてしまう事が1番の原因と私は考えています。
血流障害で内耳、外耳周りの組織が浮腫む事で神経圧迫が起こる事もあります。
例えば疲れから足が浮腫むと痛くなる事がありますよね?こんな感じで神経圧迫からの痛みや痺れなどの症状が耳の周りでも出るという事です。
他にも疲労などから免疫低下が起こり、ウイルス感染による神経障害や、内耳、中耳の炎症による神経障害も考えられますが、私の経験ではこの症状は意外と少ない原因だと思います。
ちなみにこのウイルスや炎症で難聴が起こった場合、炎症にはステロイド剤、ウイルス感染には抗ウイルス剤を投与します。
この薬はかなり強い薬ですので原因がこの2つであればかなりの回復は見込めると思います。
ですが、突発性難聴は薬の投与ではあまり治癒率が高くない。
その理由はなぜなのか?
私は先程述べた通り、突発性難聴の原因はウイルスや炎症ではなく、筋緊張による血流障害から発症する難聴だと考えています。
筋緊張からの血流障害による神経障害にはステロイド剤や抗ウイルス剤は効果を示しません。
血流促進剤やビタミンB12の処方もされますが、この2つの薬はそれほど効果を出す薬ではありません。
私は、大半の突発性難聴の回復には
① 血流の促進を促し回復力を上げる
(これは難聴を起こしてしまう原因となったカラダの不調を、鍼で整えて結果的に血流も促進します。)
② 麻痺した神経の回復に鍼で直接刺激を入れる。【鍼のよる直接回復刺激】
(不具合を起こした神経に直接刺激を入れて回復を促します。鍼で組織を傷つけるとその損傷した傷と一緒に周りの組織の活性化も起こるので回復の速度が上がります。)
③ 『経絡鍼施術』で、カラダのバイオリズムを整える。
(自律神経を調整し、血流促進、筋緊張の弛緩などを促して体調が改善します。)
が必要だと考え、そのために効果的な鍼を打っています。
突発性難聴は発症した後に適切な鍼施術をする事で回復速度を上げて、限りなく後遺症予防をする事ができます。
突発性難聴でお悩みの方はいちごご相談ください。
【突発性難聴の回復に強い鍼灸院】
元町BaseBody鍼灸院
横浜市中区元町5−196−13ー5F
Tel: 045−641−5533
Mail: info@mbb2010.com
HP: https://www/mbb2010.com
秋山 俊之(あきやま としゆき)
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