最近、顔面神経麻痺になり、来院される患者さんが多い気がします。
当院がホームページで『顔面神経麻痺 対応の鍼灸院』との内容を見てのご来院がほとんどだと思いますが、病院でのステロイド投与が終わった当日にご来院される患者さんや、発症後数ヶ月から数年経ってからのご来院の方もいらっしゃいます。
基本的に顔面神経麻痺は①ベル麻痺、②ラムゼイハント症候群、③外傷性(交通事故などによる神経損傷)の麻痺、④原因不明(殆どが顔面神経への血流障害(浮腫、筋緊張))が殆どです。(※ 脳神経疾患は除く)
この①〜④、特に①②④に挙げた疾患に関しては早急な鍼治療が有効であり、鍼治療によって耳鼻科での投薬のみの治療より回復が早いと言われています。
特に鍼治療による①ベル麻痺(単純ヘルペスウイルス)、④顔面神経の血流障害、の回復は実際、鍼治療している側の私から見ても早いと思います。
②ラムゼイハント症候群(水痘帯状疱疹ウイルス)に関しては、①ベル麻痺と④顔面神経の血流障害よりは回復が若干遅く、ゆっくりと回復する事が多いです。
【簡単な治療計画の目安】
①発症後すぐ(数週間以内)の来院
➡︎1~2ヶ月の鍼施術を目安
(発症直後から鍼施術可能。最初は3日連続しての鍼施術。その後は様子を見て週2回~1回へ)
②発症後1~6ヶ月での来院
➡︎3ヶ月の鍼施術を目安
(最初は週2回。回復に応じて週1回から月2回~月1回へ)
③発症後6ヶ月~1年以上
➡︎6ヶ月の鍼施術を目安
(状態を診ながら最初の1ヶ月は週1~2回。その後は状態を診ながら決定。)
顔面神経麻痺は、発病後に病院でのステロイド投与した後は病院での治療はなく、ビタミン剤と血流を良くする薬の処方だけになります。
(※ 病院で運動機能リハビリをするとの記述を読んだ事もありますが、当院に来られた患者さんの中にはリハビリを受けたという方は今の所、1人もいらっしゃいません。)
お顔は日常生活で他人とのコミュニケーションで欠かせないものですし、麻痺したお顔を見られるという他人からの目も気になります。
「瞼が閉じ切らないので涙が出て困る、、、、。」「口角に力が入らず飲み物が溢れてしまう、、、、、。」などの不具合も辛いものです。
顔面神経麻痺になる原因は
①『ウイルス感染』→これは健康体なら問題ないが、ストレスや睡眠不足、不健康な日常、疲れ、などにより免疫を弱らせてしまいウイルスが増殖してしまい発病するというものです。
②『筋肉の緊張による血流障害』→意外と多いのはこの症状です。1つ目の原因は首肩まわりの筋肉の緊張により顔面神経を直接圧迫する。2つ目の原因は筋緊張により血流障害が起こり浮腫を発生させ顔面神経を圧迫してしまう。
この様な症状にアプローチする事が得意な治療法です。
筋肉をほぐす、血流を改善する以外にも原因の根本である体調を整える(東洋医学でいう気・血・津液の調整が出来ます。)
発病してすぐの方は早急に、麻痺症状から時間がかなり経っていて麻痺が治りきっていない方も改善する可能性はありますのでまずはご相談ください。
横浜で顔面神経麻痺に強い鍼灸院
元町BaseBody鍼灸院
045ー641ー5533
info@mbb2010.com
秋山 俊之(あきやま としゆき)
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※効果には個人差があります
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