当院には顔面神経麻痺になってしまった患者さんが多くいらっしゃいます。
顔面神経麻痺は突然起こる事がほとんどです。
「朝起きて鏡を見たら顔の半分が麻痺していた。」とか、「水を飲んだら上手く飲めず、鏡を見たら顔半分が下がっていた。」とか、「家族から顔がおかしいと言われて鏡を見たら、、、。(T_T)」など様々です。
この麻痺が起こる原因はいろいろ言われていますが
① 内耳や中耳の炎症(耳の穴の奥)
② ウイルス感染(ヘルペス、帯状疱疹)
この2つが発症原因の大半だと、病院では言われていますが発症後、早急に炎症を止めるステロイド剤、ウイルスに効く抗ウイルス剤の投与をしても効果が出ることがほとんどありません。
それは、なぜでしょう?
私は顔面神経麻痺を発症した時には、すぐにステロイド剤と抗ウイルス剤の投与をする事には賛成です。
なぜなら、炎症とウイルス感染があった場合はこの投与が回復の鍵となるからです。もし早急に投与しなかった場合、治癒率が著しく下がります。
ですが、この投与の後になかなか症状が改善しないのはなぜなのか?
神経のダメージが回復するのに時間がかかるから?
これも十分考えられます。
ですが、発症から数ヶ月が経ち、ドクターに「もうやる事がない」と言われて私の鍼灸院に来られた方の症状が改善するのは何故か?
答えは【原因は炎症でもなく、ウイルス感染でもないものがかなりある】からだと私は考えます。
そのものとは【首の筋緊張(特に耳回り)】です。
顔面神経は脳から耳の下にある茎乳突孔(けいにゅうとっこう)という穴を通って顔面の表面、筋肉に出てきます。
その茎乳突孔の近くにある筋肉が硬くなると顔面神経を圧迫します。
すると神経は麻痺をして顔が動かなくなります。
顔面神経麻痺になる方の殆どは
①精神的ストレス
②労働過多
③頭痛持ち
④睡眠不足
⑤強い肩こり
⑥神経質
を自覚している方がとても多いです。
この①〜⑥の症状を持っている方は自律神経が乱れやすくて、カラダに疲労が溜まり筋緊張が強く出る傾向があります。
【様々な疲れ→筋緊張→神経圧迫→顔面神経麻痺】この流れです。
首周りの筋緊張をほぐし、自律神経の調節をしてあげると顔面神経の圧迫が解除されて回復する事が多々あります。
顔面神経麻痺が思うように回復しなくてお悩みの方は顔面神経麻痺専門の当院に一度ご相談下さい。
お力になれると自負しております。
【顔面神経麻痺専門の鍼灸院】
元町BaseBody鍼灸院
横浜市中区元町5-196-13-5F
Tel: 045-641-5533
Mail: info@mbb2010.com
HP: https://www.mbb2010.com
秋山 俊之(あきやま としゆき)
最新記事 by 秋山 俊之(あきやま としゆき) (全て見る)
- 突発性難聴で初来院された患者さん - 2024年11月4日
- 【突発性難聴・顔面神経麻痺など】時間がかかる症状と治療(施術)期間の考え方 - 2024年10月31日
- 右顔面神経麻痺で来院されている患者さん - 2024年10月24日
※効果には個人差があります
元町BaseBody鍼灸院の特徴
体の悩みを解決をしたいけど・・・。
どんなサービスなのか?どのくらい料金がかかるのか?など不安な方も多いと思います。
元町BaseBody鍼灸院は、あなたの悩みを丁寧にお聞きし、原因や施術方法、料金をしっかりとお伝えいたします。
まずは、お電話でもメールでも気軽にご連絡ください。