顔面神経麻痺(ラムゼイハント症候群)を発症された患者さん。
38歳のバリバリ最強サラリーマンです。
睡眠を削り、24時間ワールドタイムで仕事をこなすスーパーサラリーマン。慢性肩こり、睡眠不足、多少のストレスは自覚ありました。
「発症の2日前位から耳に少し違和感があったが、病院に行くほどでもなかったので様子を見ていたら、翌々朝に顔が麻痺してました、、、。」との事でした。
驚いて病院に行き、検査結果は水痘・帯状疱疹ウィルスによる顔面神経麻痺。ラムゼイハント症候群との事でした。
顔面神経麻痺でも、水痘・帯状疱疹ウィルスによる『ラムゼイハント症候群』はヘルペスウィルスによる『ベル麻痺』より治りが悪い麻痺になります。
10日程の入院によるステロイドと抗ウイルス剤の投与の後は病院での治療はなく、医師からは「自然に治るのを待つしかない。」と言われてしまいます。
ですが、そのまま放置で自然に治るのを待つのでは『こわばり』や『部分麻痺』が残る事があり、動かない筋肉を動かそうとして『共同運動』がでる危険性もあります。
ですので、病院を退院した後は適切なリハビリ治療をする事をお勧めします。
1番効果的なのは『鍼』です。顔面神経麻痺を発症する方には類似する生活習慣があります。
典型的な生活習慣は【・睡眠不足・仕事過多・ストレス・肩こり・頭痛持ち】などで、自律神経が乱れている方が多いです。
様々なストレスや疲れで自律神経の乱れがでて、血流が悪くなり、首のこり、肩のこりなどで『耳たぶ』の下にある顔面神経の出口である茎乳突孔を筋肉が圧迫、血流を悪くして、免疫力の低下でヘルペスウィルスと水痘帯状疱疹ウィルスが活性化して麻痺を引き起こします。
ステロイドと抗ウイルス剤で炎症を止めても、神経の麻痺を回復させるのは血流の中にある酸素と栄養です。また筋肉の硬さも柔らかくする必要がありますので、鍼による施術は筋肉を柔らかくし、自律神経の安定させ、神経の回復を促す効果があります。
いかに早く顔面神経麻痺を回復させるかは、神経の圧迫をどれだけ早く取り去るかにかかっています。
この方は、退院した日に当院に来られて鍼施術を開始しました。現在は鍼施術を開始して、全く動かなかった【こめかみ・眉毛・まぶた・鼻口・広角】に動きが出てきました。
本人も「顔が温かくなり柔らかくなった」と言われています。
顔面神経麻痺の早期回復と鍼施術はとても良い関係です。
顔面神経麻痺で悩まれている方は顔面神経麻痺に強い当院にお問い合わせ下さい。
【顔面神経麻痺に強い鍼灸院】
横浜市中区元町5-196-13-5F
元町BaseBody鍼灸院
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秋山 俊之(あきやま としゆき)
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※効果には個人差があります
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