本日初めて来院された方は２年半前に右顔面神経麻痺を発症された方でした。

発症後は継続的に薬を飲んでいたのですが耳鼻科の医師からこれ以上は回復が見込めないと言われてしまい、治療を打ち切られてしまったとの事でした。

①おでこの皺寄せ6割程度。

②閉眼可能、ただし左目はクッキリ二重だが右目は瞼が重い一重。涙も出る。

③鼻口は上手く動かず。

④頬の動き8割程度。

⑤口角の動きが1番悪く4割程度。現在も水を飲むと溢れる。

 

約1年ほど前から麻痺の程度は変わっていない感じだとの訴えです。

私の過去の所見では、全く動かない麻痺のまま数年が経過した場合は血管と神経の退化で予後不良。

だが、ある程度の反応、筋肉の動きがある場合は鍼による血行改善と神経刺激で回復を見込める場合があります。

また、顔面神経麻痺になる方は慢性的な睡眠不足、ストレス、労動過多による肩こり、頭痛持ちの方が多く、血行不良や筋緊張が顔面神経を圧迫し発症している方が多いと私は思っています。

なので、私は顔面神経麻痺の出ているお顔だけの鍼ではなく、全身の【気】の流れを促す鍼を打ち、自律神経の調節もします。

その後に猫背からくる姿勢（背骨）のラインの崩れが首肩の筋緊張に繋がりますのでそこもを整えます。

この患者さんも自分で気にしている以上に、検査をすると違和感や痛みを感じてびっくりしていました。

鍼と椎体の調整をした後にカラダが楽になっている自覚があり、またまたびっくりしていました。

 

2年半前からある顔面神経麻痺ですので1回の鍼施術で完治とまでは行きませんが顔のこわばりや硬さが楽になったのを実感してもらいましたので、まず1ヶ月間は週1回の鍼施術を続けていく事になりました。

 

病院で匙を投げられた顔面神経麻痺も、鍼で改善できる事は多くあります。

改善しない顔面神経麻痺でお悩みの方は一度ご相談ください。

 

【顔面神経麻痺に強い鍼灸院】

元町BaseBody鍼灸院

横浜市中区元町5-196-13-5F

Tel: 045-641-5533

Mail: info@mbb2010.com

Hp: https://www.mbb2010.com

※効果には個人差があります